ガジェット好きとしては誰もが一度は通過する道だと思うんですけど…
ジャンクPCを弄って好きに遊び倒してぇ!!
…って感情が唐突に湧きますよね?よね?
それは管理人も例外ではなくて、先日、秋葉原のショップインバースにてノートPCのジャンクを買ってきました。この店ジャンクPCめちゃくちゃ多く扱っているんですよおススメです。
“VAIO VPCEG14FJ”
【大まかなスペック】
OS:Windows 7 Home Premium 64bit
CPU:Celeron Dual-Core B810 1.6GHz/2コア
画面サイズ:14inch
解像度:WXGA(1366×768)
メモリ:4GB(最大8GB)
ドライブ:DVD±R/±RW/RAM/±RDL
VAIOのEシリーズとして発売された2011年夏モデルです。と言うことは9年落ちのPCです。
因みにHDD無し・通電確認OKで6000円でした(安っ)
インバースではデスクトップとノートのジャンクが大量に置いてあります。動作状態によって通電不可の完全ジャンクは大体2000円~、通電OKなら4000円~などランク分けしてます。
本当はASUSのノートの完動品が欲しかったのですけど、部品取りでしか使えなさそうなジャンクしかなかったので断念して外装美品でカスタマイズ可能な(ココ重要)VAIOにしました。
ジャンクPC選びのコツとしては、HDDは無くてもいいので最低限BIOS画面が起動するのが絶対条件です。
お店の隅にジャンクPC用の作業台と各電源ケーブルが備え付けられているのでその場で動作チェックが可能なんです。これが本当に有難いシステムですね。
BIOSが立ち上がればCPUとマザーボードが正常である可能性が高いです。後はBIOS設定画面で可能な限り各キーの反応もチェックしましょう。
そうして細かい点検を繰り返した後に晴れて自分にあったマシンをお迎えしました。
PC本体の表側。小さな傷は見られるがかなり綺麗な方。ボディーデザインがちょっと高級感を醸し出している。
PC本体の裏側。ひとまずネジやゴム足の欠品などは無し。サポートが終了したばかりのWindows7のプロダクトシールを確認(一応モザイク)。
キーボード及びタッチパッドも傷は目立たず美品そのもの。文字擦れが見当たらないのがとてもいいです。
シナモンのシールは自分で貼りました、最初から貼っていたわけじゃないです。余白が寂しかったので…。
それとバッテリーは案の定ですが死んでいたのでインバースで中古アダプターも買いましたよ。ジャンクPCは返品不可ですがアダプターの方は一週間の保証付きです。
Sony ソニー VAIO 19.5V 4.7A ACアダプター VGP-AC19V41
こんな感じで見た目はとても気に入ってますが、そろそろ本題に入ります。
この9年落ちのジャンクPCをどう料理してやるか??
用途によって目指す魔改造は人それぞれでしょうが、管理人は次のように実装をしてみたいと思います。
・OSはWindows10とUbuntuのデュアルブートにする
・HDDが無いのでSSDに換装
・メモリを4GBから最大の8GBに追加
・CPUをCeleronからCore i7に変更(これが一番ムズそう)
まず順に、デュアルブート。あまり推奨されていないWindowsとLinuxを一つのPCにぶち込むことですがOSを作業別に使い分けたいのでやってみたいと思います。面白そうだし。
次にSSDに換装。これはとても簡単です、容量は240GBか別に120GBでもいいでしょう。安いSSDを買って取り付けるだけで完了です。
そしてメモリの追加。これもAmazonさんで4GB×2枚のメモリを買って取り付けるだけ。初歩的なミスとしてスロット仕様にだけ注意ですね。
最後にCPUの交換。ノートPCでは実質不可と言われているCPUの交換こそが今回の魔改造たる所以ですよ…。
しかし、これが本当に難しそうなんです。
そもそもCeleronのB810と言うプロセッサーは第二世代となるのでWindows10非対応なんです。
Windows10は第三世代以降となるので、要はマザボに対応するひとつ上の世代のCPUに交換して尚且つBIOSバージョンが合っている必要があると言う初っ端からハードルの高さ。
こればかりは相性の問題や運要素があるので、ただ単純にソケットが合えば何とか認識して動くんじゃね?って問題でも無さそうです…作業前から不穏な空気が…。
とか言いつつ、実はもうCPU交換以外は終わらせちゃってSSD換装、メモリ増加、Ubuntuの導入まではすんなりいきました。ターミナル画面より仕様も確認済み。
次回よりその換装・交換手順や導入方法をご紹介していきます!
さて、6000円で買ったローエンドモデルのジャンクPCが魔改造でどこまで化けるのか!ご期待下さい
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