初代ファイナルファンタジーのファミコンソフトの中にモジュールを埋め込んで、サントラを再生する音楽プレイヤーを作ってみました。
ホント、ただ思い付きでやってみたけど意外に良い出来栄えになりました。
『NES Player』と名付けました。これ、どうですか?
実機で音源を再生するのは普通なので、それなら単体で鳴らすことが出来るMP3モジュールをカートリッジ内に直接埋め込めば面白いんじゃないかなーと思って組み立てた試作品です。
そんなことを考えながら探してみたら、ドンピシャな商品がヒットしたわけですよ。
“DFPlayer Mini”
【仕様】
・電源電圧:3.3 V~5 V(I/O 3.3 V)
・サンプリングレート(kHz):8 / 11.025 / 12 / 16 / 22.05 / 24 / 32 / 44.1 / 48
・24 bit DAC出力 ダイナミックレンジ:90 dB、SNR:85 dB
・SDカードの最大容量:32 GB(ファイルシステム:FAT16、FAT32)
・制御方法:I/O制御モード、シリアルモード、ADボタン制御モード
・シリアル通信:9600 pbs 8 bit パリティ無し
・30段階で調整可能な再生音量
Arduino環境が整っていると更に用途としての幅は大きく広がるのですが、たった500円玉サイズの小型モジュールでこれだけの性能を備えているのには驚きます。
サンプリングレートが48,000Hzまで対応して24bitでの出力が可能と言うことは、いわゆる「ハイレゾオーディオ」の基準を満たしていると言うことです。
Aideepen 5個セット Mini MP3プレーヤーDFPlayer WMVデコーダーTFマイクロSDカードUディスク音声ボイス音楽モジュール Arduino UNOに対応
では簡単にNES Playerの機能紹介をさせて下さい。
カセットの上部に元々ある穴の二個所にタクトスイッチを埋め込んで固定。こちらで電源のオン、ボリューム調節、曲戻し/送りが可能です。
5Vの電源供給をどうするか悩みましたけど、今回はよりファミコンらしいものを作りたかったのでACアダプターでの供給にしました。側面にDCジャック搭載。
中を開けると…配線雑っ!!
FF1のゲーム基板を取り除いてニッパーとやすりでカセットの内部を削りました。
ゲームボーイより更に薄型の小型スピーカーで出力しています。タクトスイッチやDCジャックは固定するためにグルーガンを使用。中央のモジュールがDFPlayer Miniです。
流している音源はmp3データをmicroSDカードに入れているので、モジュールのカードスロットが外に出ていれば曲の入れ替えだって自由になります。
後はNES Playerのv2を作るとしたら電源は単三電池やUSB供給にすることも検討かな?と言ったところでしょうか。普通の家庭にACアダプターは置いてないですからね。
思案すればもっと改善点も見付かるかもしれないので、良かったら意見など下さいね!
割と真剣にNES Playerの製品化を目指します!!
最後に、Youtubeにも載せた同じ動画を置いておきます。
もう吐血するぐらい再生数が伸びないのでお兄さん泣きそうだよ。。
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