大変お久し振りに寄稿させて頂きます。さぼっていたレトロゲーマーの日常の管理人です。また今後もニッチな感じで続けていきたいので宜しくお願いします。
実は、実はとても有難いことに…
海外業者様より「企業案件」なるものを頂きまして!
こちらの中華エミュ機を今回はご紹介させて頂きます(※報酬は現物支給のみですよ!)
“PocketGo”
この一年ほどで様々な類似の中華エミュ機が爆誕していますが、さてこちらはどのような仕様になるのでしょうか?
【スペック】
CPU:Allwinner F1C100S
RAM:32MB
クロック数:702MHz
画面:2.4 “IPS 320×240(強化ガラス)
SDカード:最大128GBまでサポート
ボタン:L、R、音量ダイヤル、スイッチのオン/オフ、リセット
ポート:ヘッドフォンジャック、マイクロSDカードスロット
バッテリー:1000mAh
寸法:12.3cm x5.6cm x 1.4cm
重さ:100g
PocketGo、2.4インチIPSスクリーンミニレトロゲームハンドヘルド、外部8GBメモリカードゲームコンソールを備えたオープンソース
むむ…、メインメモリが32MBだとするとPSP-1000シリーズと同等でしょうか。しかしクロック数は倍以上こちらの方が高いですね。
本体サイズはiPhone6~7より一回り小さいサイズ、バッテリーが1000mAhなら電池の持ちはそこまで悪くないようです。画面サイズが2.4inchとやや小さめなのが気になる。
百聞は一見にしかずと言うことで、実際に現物を見てみます。
RS-97の時と同じ箱や!
本体(8GB microSDカード入り)、USBケーブル、メモリカードリーダー、簡易説明書、そしてスーファミ仕様の交換用ボタンが同梱されていました。
本体左側には十字キーとセレクト/スタートボタン、上部にLボタン。左側面にはオン/オフのスイッチが付いてます。
オーソドックスなABXYの4ボタンとその下にモノラルスピーカー、上部にRボタン。右側面にボリュームダイヤルもあります。
左からリセットボタン、ヘッドフォンジャック、充電用USBコネクタ、AV-OUT、そしてmicroSDカードの挿入口です。
では、そろそろスイッチを入れて起動してみます。
電源をオンにするとPocketGoのロゴが出て3~4秒で立ち上がります。ゲームボーイ風のロゴから一瞬で内部データを読み込む起動画面は地味に恰好良いです。
デフォルトのホーム画面は至ってシンプルです。カテゴリは4つに分かれています。まずはアプリケーション。ターミナルやファイルマネージャー、音楽プレイヤーもあります。
続いてエミュレーター。後程エミュについては掘り下げて記載をします。最初から幾つかROMデータも収録されていました。
内蔵のフリーゲーム。お馴染みの洞窟物語やKOF、ミスタードリラーなど25タイトルが収録済み。
セッティングにはスキンや電源メニューがあります。
注)電源を落とす時は必ずこちらのPOWERから実行しないとシステムが破損する恐れがあるそうです。
デフォルトで入っているエミュレーターは下記の通りです。ROMありは青色、ROMなしは赤色で色分けしました。
・ゲームボーイ(収録タイトルあり)
・ゲームボーイアドバンス(収録タイトルあり)
・ファミコン(収録タイトルあり)
・スーパーファミコン(収録タイトルあり)
・ゲームギア(収録タイトルあり)
・メガドライブ(収録タイトルあり)
・アタリリンクス(ROMデータなし)
・PCエンジン(収録タイトルあり)
・アーケードゲーム(収録タイトルあり)
・DOSゲーム(未確認)
・ポケモンミニ(ROMデータなし)
・ワンダースワン(ROMデータなし)
・初代プレイステーション(ROMデータなし)
※グレーと思われるソフトが収録されていたのでタイトル名は割愛。
電源をオンにすれば即時でゲームを遊ぶことが可能ですが、以前に紹介したRS-97と同じくこのPocketGoが真価を発揮するのは自分で弄ってこそです。
ファームウェアをアップデートして自分で吸い出したROMを好きに入れてプレイすることにあり!!
アップデートは常に最新版にしておいた方がエミュの起動が安定するので必須です。
ゲームプレイ画像(スーファミ)その1、さくさく動きます。スピーカーからの音量は大きめです。
ゲームプレイ画像(PCエンジン)その2、こちらもフレーム処理は問題無し。画面サイズも小さすぎとは感じないです。
他の携帯ゲーム機と比較しても画面はめちゃくちゃ綺麗です。強化ガラスなので傷にも強いと思われます。
ゲームボーイシリーズやPCエンジン、スーファミのゲームをプレイする分には安定して楽しむことが出来ます。ボタンが特殊なワンダースワンやスペック不足でPS1は厳しそうです。
その他細かい点で言うと、強制終了ボタンがないこと、L2R2ボタンがないこと、日本語の言語が選べないことなどがありました。本体のカラーパターンも欲しいかな?
PocketGo、2.4インチIPSスクリーンミニレトロゲームハンドヘルド、外部8GBメモリカードゲームコンソールを備えたオープンソース
しかし、これでAmazonで価格が5000円切っているのですから、かなりお買い得かと思います(2020年1月22日現在)
因みにCPUなどが高性能となった上位機種の「New PocketGo」と言う商品もあるようです。
New PocketGo、レトロゲームコンソール、ハンドヘルドゲームプレーヤー、3.5インチIPS画面OpenDinguxオペレーティングシステム、高性能、低価格
個人的にはPocketGoはかなり気に入った実機なので、今後はもう少し内部システムについてお話も出来ればと思います。以上、ざっくりとですがご紹介とさせて頂きました。
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