以前からずっと気になっていたけど、敷居が高そうで敬遠していたコンピュータがあります。が、それも昨日までの話。ついに買っちゃいました。
いよいよギークの領域にまで手を出してみようと思います。Arduinoをご存知でしょうか?
ハードウェアのArduinoボード(AVRマイコン、入出力ポートを備えた基板)及びソフトウェアのArduino IDE(C言語風のArduino言語によってプログラムを制作・コンパイル・デバッグなどし、それをArduinoボードに転送等々するための統合開発環境と呼ばれる、PC上で作動させる一種のソフトウェア)から構成されるシステムである。
…なるほど、全然分からん
もっと分かりやすく纏めることも出来ると思うんですけど…。
一言で言うと剥き出しのプリント基板に電子部品や入出力の装置が簡素に付けられたコンピュータのことです。ワンボードマイコンの一種ですがそのくらいの認識でいいかなと思います。
管理人も勉強しながら覚えていくので初心者の段階から一緒に頑張ろうぜ!精神でArduinoの記事は書き続けたいと思います。
それで、そのArduinoも色々とあるのですがこちらの環境をベースとした携帯ゲーム機が今熱いと言う噂を嗅ぎ付けて物凄く欲しくなりました。
いざ、電子部品なら何でも揃う秋月電子通商へ!!
平日の真っ昼間と言うのに決して広いとは言えない店内には20人程の買い物客が。アキバ自体いつ行っても人は多いですけど。
無事探していた目的の商品をゲット出来ました。店内をグルグル探しても見付からないと思ったら正面入口にラズパイと並んで陳列されていました。
Arduinoゲーム機 “Gamebuino”
■主な仕様
・CPU:ATMEGA 328P@16MHz
・ディスプレイ:84×48 白黒ピクセル
・サウンド:スピーカー最大×4(8段階ボリューム変更)
・インターフェース:マイクロUSB×1 / Micro SDカード×1 / I2C×2
・バッテリー:LiPoバッテリー(300mAhで最長24時間使用可能)
・サイズ:90×45×12mm
▼公式サイト▼
https://gamebuino.com/
こちらの液晶はNokiaの携帯のリサイクル品らしいです。言われないとまず気付かない。
裏側はこのようになっています。15種類のゲームがプリインストールされた128MBのMicro SDカードが既に入っています。
付属品はUSBケーブルとMicro SD専用のUSB端子。
見た目は往年のポケットゲーム機を彷彿とさせてかなり恰好良いです。本体サイズは手持ちのクレカと同じくらいのサイズ、持ち運びにも便利そう。
ArduinoとRaspberry Piの違いについてもいつか記載したいと思います。どちらも外観は似ていますがその仕様も目的も大きく異なります。
それでは電源を入れてみます…!
下にスイッチがあるので入れるとメニュー画面が立ち上がります。シンプルで見やすいです。
収録されているゲームは海外で大人気のFlappy Bird(画面のスペル違うくないっけ…?)
定番のスペースインベーダー
よく分からない3Dダンジョンゲームまで、しかもヌルヌルと動く
携帯ゲーム機としてはなかなか面白いですが、これだけでは魅力がまだ充分に伝わらないですよね。このゲーム機の素晴らしい点は別にあります。
Gamebuinoはプログラミングしてゲームを自作したり、I2Cポートを利用すればハードの拡張が出来てしまうと言うから驚き!!!
上記で紹介した公式サイトでは既に沢山のゲームが公開されています。初代ポケモンもどきもありました。
ハードの拡張はデイジーチェーン接続を利用したゲームのマルチプレイや、加速度計や振動モーターと言った追加が可能。光センサは購入時から搭載済みです。
Arduinoの開発環境でモノクロゲームが作れるので慣れてくれば自作ゲームも簡単だそうです。また、こちらはArduino UNOと互換があるとのこと。
気になる価格ですが、定価4980円だったのが現在は2980円で購入出来ました。
ただ残念なことにAmazonでは出品されていない上に、秋月電子通商さん以外で手に入るかは不明です…。
同じようにArduinoがベースでゲームのプログラミングが可能なArduboyと言う携帯ゲーム機ならあります。こちらの方が需要も知名度もあるかもしれません。
ベースが一緒と言うことはGamebuinoもArduboyも大きな違いはありません。プログラム未経験の初心者が覚えていくには丁度良いかと思います。
余談ですが、CPUは違いますがGAME BOYのクロック周波数が4MHzに対してGamebuinoは16MHzなので、こんな小型なのにこの子実は携帯ゲーム機として優秀なんです。
最初は公開されているソースコードを自分でいじるところから始めて、ぷよぷよもどきやテトリスの作り方から覚えるなんてどうでしょう?
Arduboyを購入する
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