PSP-3000のフェイスプレートを交換してクリアボディにする

PSP
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PSPの改造は何もファームウェアだけに止まりません。好きな外装への交換だって可能です。

海外発注していたフェイスプレートのパーツが一ヶ月掛かりようやく届いたので、AKBモデル本体から交換(卒業)をしてみたいと思います。

で、届いたのはいいのですが…。

豊洲市場の魚でも送られてきたのかと小一時間

まさかベコベコに凹んでいる黄ばんだ発泡スチロールに梱包されて届くとは思ってもいなかったわ…流石はAliExpress、予想の斜め上を行きます。

次第に不安になりつつ中身を開けてみます。

無事だったああああ!!!

クリアになった十字ボタンやLRボタンは勿論、まさかのシリアルナンバーのシールまで準備されていました。要するにダミーってことでしょうけど。

Amazonでも同商品が扱われていたのでこちらで注文した方が安全、且つ確実かもしれません。


Fosa PSP 3000 /プレイステーションポータブル3000システム 衝撃吸収とアンチスクラッチデザインのための完全なハウジングコンソールゲームのシェルケースカバーバック 修理部品の交換(透明)

どうやら古いモデルは特殊ネジが使われているそうですが、PSP-3000の場合はプラスドライバー一本で完全に分解可能みたいです。それなら簡単ですね。

まずは本体を裏返してバッテリーを取り外すと、このラベルは絶対に剥がさないでくださいを容赦なく剥がしていきます。

そして写真のアングルが悪いですが裏側のネジ4箇所、下部のメニューボタン側の1箇所、上部のUSB側の2箇所、赤枠内の合計7箇所のネジを外していきます。

USB側のネジ2箇所はサイズが一回り違うので他のネジと混同しないように気を付けて下さい。

本体を正面に戻して、前面をゆっくりと垂直に持ち上げるとカパッと簡単に外れます。液晶に傷や埃が付着しないよう気を付けて下さい。

もし傷付けそうで怖かったら他のパーツを外し終わって組み立て直すまでマスキングテープで止めたり、サランラップで覆って保護したりすることを推奨します。

次は液晶を基板から外します。

液晶の上部を横から掴んで上に引っ張るように持ち上げるとスルッと出てきます。力強く引っ張りすぎてフレキシブルケーブルを千切らないようにして下さい。

そのまま液晶を倒して、赤枠内の2箇所のフレキシブルケーブルを外します。黒いバーで固定されているのでカッターの刃先で持ち上げてから丁寧に外していきます。

液晶を外せば後はプラモデルの要領で上部から順番にパーツを外していくだけです。再び組み立てる時の工程を忘れないように、慣れない内は写メで撮りながら進めると分かりやすいです。

基板は両面テープで固定されているものもあるので、カッターの刃先を滑らせてゆっくりと剥がしながら外していきます。

こちらの面のパーツはほぼ全て外し終わりました。

次は裏返してUMD側のパーツを取り外していきます。

蓋の部分は赤枠内のバーの突起部分をドライバーの先端で押し込んで外して、それから本体を左右に引っ張りながらはめ込まれている蓋を取り外します。蓋を割らないように注意。

蓋が外れたら赤枠内の4箇所のネジを外します。

最後にバッテリー底面についていた基板をカッターの刃先でゆっくりと持ち上げながら両面テープを剥がし慎重に外していきます。今回の作業ではこれが一番の難所に感じました。

古い本体から全てのパーツを取り外したので、今度は逆の工程でまずはUMD側のパーツから新しいクリアボディのフェイスプレートに組み立てていきます。

本体が透明化されたことで、んっ?このパーツはどこだったっけ?と陥りやすいです。小さいゴム片やバネの部分は無くさないよう気を付けて元のように組み立てます。

この状態で作業の8割は終わりました。アナログコントローラーなどの細かいパーツも全てクリアパーツに新調していきます。

液晶のフレキシブルケーブルを付け直す作業もやや難易度が高いです。しっかり接続しないと画面はつきません。また、赤枠内のフレームの噛み合わせが少し悪く感じたので一応注意。

新しく買ったフェイスプレートには裏表の両面に保護シートが張られていました。それをどちらも剥がしてクリアボタンを付けてネジで止めれば完成です。

PSP-3000のオリジナルモデル完成!!クリアボディがすんげぇメカニックしてる!!!

UMD側も剥き出しに見える基板や配線が無骨で良い感じです。堪らん。

写真できちんと伝わっているのか心配ですが、想像以上にメカニックなマシンに生まれ変わりました。電源ランプの点灯や液晶パネルの端から漏れる光源がかなり恰好良いです。

ただ今回の改造にかかった時間はおよそ3時間弱…時間かかりすぎだろ…。

ゲームボーイの本体改造には慣れている方だったのでそこそこ自信はありましたが若干舐めていました。はんだづけの工程などは無いけどとにかく細かいパーツが多い。すぐ行方不明になる。

後、言い訳として今回は初の挑戦だったことと途中途中で写真を撮らずに進めたため工程を見失ったこと、パーツの付け忘れで二回ほどバラしていました。

10台くらい修行して交換をすれば1時間には短縮出来るかな、多分。うん。

工程の多さや精密さを考えてフェイスプレートの交換は中級者向けかと思います。

余談ですが、クリアボディに交換してから完動するものの、○ボタンの反応が鈍くなっているような気がしなくもないのよね。

それでもかなり良い見栄えになったので今後もPSP本体の改造も続けてみたいと思います。

近日、本体内部にLEDモジュールを仕込んでみたいと思うのでその記事も書きます。楽しみすぎる。

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