RS-97(V3.0)をデュアルOSにする方法 その2

RS-97
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『RS-97(V3.0)をデュアルOSにする方法 その1』の続きとなります。

前回までの工程は基板のV2.0/V3.0共通のものとなりますが、今回からご紹介する方法はV3.0専用と言うことでご理解をお願いします。

基板の確認はRS-97本体の裏側にあるバッテリーを取ればケースを外さなくても確認が出来ます。赤枠の中にバージョンと製造年月日が記載されています。

【Firmwareの書き込み】

Micro SDカードを再フォーマットして、今度はファームウェアを書き込む作業に移ります。

▼Firmware_v1.6_new30_JZ4760B▼
https://rs97.bitgala.xyz/

こちらのリンク先よりRS97-RS07 Firmwares/→Useless Firmwares/→Revision 3.0 (New Units, came with a 16Gb sd card)/→Firmware_v1.6_new30_JZ4760B.img.7zと進んでDLして下さい。

この7-Zipファイルを解凍すると中からディスクイメージファイルが出てきます。容量は3.72GBと大きめです。

こちらのイメージファイルをMicro SDカードに書き込むのですが、その際はWindowsを利用している場合は「Win32 Disk Imager」と言うフリーソフトが必須になります。

▼Win32 Disk Imager▼
https://sourceforge.net/projects/win32diskimager/

使い方は非常にシンプルです。ソフトを起動後、ファイルを選択してWriteを押すだけです。管理人はMicro SDカードがGドライブとなっています。

何やら警告文が英語で出ますがそのままYesで進んでもらって結構です。書き込みが完了すると次のようなメッセージが。

幾つかドライブのフォーマットを要求される場合は全てフォーマットして下さい、管理人の場合はF~Hドライブが3つ出来上がりました。内2つは不要なのでこれらを一つに統括していきます。

【複数ドライブの統括】

もし、ドライブが増殖することなく書き込みが出来たらこの工程は飛ばしてもらって大丈夫です。ドライブが増えた場合の対処法を記載致します。

▼AOMEI Partition Assistant▼
https://www.disk-partition.com/jp/download-home.html

こちらがドライブを一つに纏めるソフトとなるのでDLします。フリー版のスタンダートを選んで下さい。プロ以降は有料と言う孔明の罠です。

ソフトを起動するとこのような画面が立ち上がってきます。

これからディスク2(リムーバブル)に出来た不要なドライブや未割り当てを埋めていきます。上記では使わないFとGをまず削除したいと思います。

Fにカーソルを合わせて右クリック→パーティションを削除→高速削除を選んだ後に、画面左上の適用を押して続行→はいと進んで下さい。削除出来たらGも同じ流れで消していきます。

*とディスクイメージファイルが書き込まれたHだけになったらこれらを統括します。Hを右クリック、今度はパーティションをリサイズを選んで下さい。

前後の未割り当て領域を0にしてパーティションのサイズに全て振ると29.52GBとなりました。はいを押して、また適用へと進みます。今度の作業は時間が少々掛かります(数分~数十分程度)

余談ですが、このソフトでドライブ文字を変えることも可能です。ドライブの上で右クリック→詳細処理→ドライブ文字を変更と進んで下さい。HからFに変更しておきました。

ドライブ文字を変更の時も忘れずに適用をして下さい。これまでの作業が全て済んだらソフトを閉じて構いません。

ここまで来れば、後少しで完了です。

【OpenDinguxの導入】

▼opendingux_v1.4_autoexec.zip▼
https://github.com/RetroArcade97/rs97extloader/releases

rs97extloaderをDLした同じサイトより今度はopendingux_v1.4_autoexec.zipをDLして下さい。

解凍後、5つのファイルが中にあると思うのでこれらを全てMicro SDカードにコピーします。この作業も多少時間が掛かるので茶でも飲みながら待っていて下さい。

「autoexec.sh」の上書きを要求されたら上書きして構いません。説明は割愛します。

これで全ての必要なファイルが揃いました。カード内のデータが画像のようになっていたらOKです。ご自身のデータと照らし合わせて下さい。

以降、当サイトではこちらのカードを「外部カード」と呼び、本体に内蔵されているものは「内部カード」と区別します。

それではMicro SDカードをRS-97本体に戻して起動してみましょう。

最初の起動画面の変化を見たら感動します。

万一、元の内部OSが立ち上がったら非常に残念ですがどちらかで手順かファイルそのものを間違えています。ファームウェアなど最初から見直してみて下さい。

外部カードを抜いて起動すると内部OSが立ち上がり、外部カードを挿した状態だと外部OSが優先されていればデュアルOS化の成功となります。お疲れ様でした。

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